レースのある日の朝は早い。
まだ、陽が昇る前から家を出発し、サーキットに向かう。
早朝、まだみんなが寝ている時間・・・
もし俺が疲れ切ったオッサンだったら、まだ布団の中から出たいと思わないだろう。。
そんな休日の早朝、クルマの中のサウンドは、若き日によく聞いたブリティッシュ・ヘビーメタル。
アイアン・メイデンのサウンドで軽快にクルマを走らせる。
若い人からしたら、ヘビメタなんて意外と思うかもしれない。
でも、何て言われようが構いやしない。
ジューダスプリーストよりも断然アイアン・メイデン。
クルマの中は自分一人の空間。
何を聞こうと自由な空間でもある。
ギターとベースとドラムによる疾走感がたまらない。
重厚なヘビメタのサウンドと共に、若き日の想いが覚醒されて来る。
自分は若き日のスピリットを忘れたくないだけだ。