長い間、通い続けている富士スピードウェイ

サーキットの朝は早い。
サーキットの近くで見る、朝日に照らされた富士の姿はとても神秘的でもある。
早めにサーキットのパーキングにクルマを止め、朝のコースを眺めながら歩くのが好きだ。
富士スピードウェイでは、コーナーにも名前が付けられている。
世界最長のストレートでは、300キロを越えてくる。
アクセル全開から、一気に減速する第一コーナー
つづく高速コーナーのコカ・コーラコーナー
ピットにも近く、人気エリアでもあるADVANコーナー
ヘアピンのダンロップ・コーナーと。
レース前の朝の各コーナーを眺めながら歩くのは何とも心地よい。

レースの写真というのは、
プロだからいい写真が撮れるのではなく、
コースを知り尽くしているカメラマンのほうがいい写真を撮れるのではないだろうか?
しょっちゅうココに通って、コースを知り尽くしている
ホームのハイアマチェアのカメラマンのほうが、いい写真を撮れるのだろうと思う。

ピットに近づくにつれ、エンジンのうなり声が聞こえてくる。
そして、オイルの臭い、タイヤの臭い・・・

正面のスタンド席に座っていると、
ストレートを爆音と共に駆け抜けていくマシン・・・
スタンドに響き渡る爆音に五感も刺激され、
僕はここにいられる「幸せ」を感じることができる。
やはりモータースポーツが好きなんだな。


そして・・・