シャッター音の快感
|
2015/08/01(Sat)
|
ラブホのバスルームで撮影していると、
シャッター音が響き渡ります。 僕たちは夫婦で撮影を楽しんでいる訳ですから、 よくグラビアモデルの子をプロカメラマンが撮る時のように、 「いいよ~! いい! 可愛いよ~!」 とか、言葉をかけるようなことはあまりありません。 夫婦ですので、言葉よりもボディーランゲージ・・・ いわゆる、お触りですね。 (^^; それと、テンポ良いシャッター音。 実は、このテンポ良くシャッターを押すという事を、僕はとても大事にしています。 カメラを構えながら、なかなかシャッターを押さないと、 「早く撮ってよ~!」 ってなっちゃいますからね。 カメラマンとモデルが適度な間を取りながら、シャッター音で会話する・・・ これはお花や風景写真にはない、人物を対象とした撮影の醍醐味でもあります。 シャッター音が、モデルに 「ノリ」 を与えてくれる。 もうこうなれば、しめたもんです。 そして、響き渡るシャッター音に妻の気分も高揚してくるそうです。 美里はNikon D800の音が好きだといつも言っています。 撮られていて心地よく感じる音だと言います。 夫婦ですから気を許している部分もあるでしょうが、 ラブホ内での撮影ではシャッター音に感じてしまうそうです。 (ポッ♥) さて、女性をも気持ち良く感じさせてしまうシャッター音・・・ 僕もカメラのシャッター音って好きですね。 離陸する時のヒコーキの音、サーキットでのエンジン音、 それらと同じように一眼のシャッター音っていうのもシビレます。 やはり一眼の中でもフィルム時代のNikon F3のシャッター音が今でも一番好き。 特にモータードライブを付けた状態の連射の音が最高。 シャッターを押すと同時にミラーアップし、シャッター膜が開き、レンズの絞りの羽根が開閉し、 フィルムを巻き上げ、ピタリと正確に止まる・・・ 1/250秒の一瞬の間に狂いもなく正確に行われるこの動作。 そして同じ繰り返しの音ではあるが、 ちょっと甲高く、メカニカルな音は今聞いてもやはりいいもんです。 ただ、調子こいて連射してると、36枚撮りのフィルムなんか、数秒で終わってしまいますが。(^^; (我が家に2台ある Nikon F3のうちの1台 Limited ) 時々、酒のグラスを片手に、 防湿庫からF3を取り出し、カメラを手に取りながら 名も無き報道カメラマンの偉業や宇宙空間の記録への挑戦に想いを巡してみる。 1980年から2000年まで20年に渡って作り続けられたF3。 このシャッター音と共に世界の報道カメラマンにより オリンピックや、ベルリンの壁の崩壊、内戦や紛争・・・ 人々の喜びや悲しみ・・・ F3は激動の20世紀末の数々の決定的瞬間を歴史的証人としてカメラに収めて来ました。 時として、報道カメラマンや冒険家が命を賭けてF3を操ってました。 F3を持ってみると、金属製でずっしりとした質感に魅力を感じます。 やはり、モータードライブのシャッター音は安っぽい陳腐な音ではありません。 そう、発売から35年経った今でもね。 いいオンナ いいクルマ いいカメラ 長く付き合えるのは男を虜にする。 (2013年 Nikon F3 関連記事) 人気ブログランキングへ ランキングにご協力お願いします。 にほんブログ村
|
コメントの投稿 |
|
|
トラックバック |
トラックバックURL
→http://happy121652.blog.2nt.com/tb.php/384-0dc71379 |
| メイン |
|