春はもうすぐ
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2017/02/15(Wed)
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休日に風はまだ冷たかったが、青空が気持ち良かったので、
美里と東京の街を散歩していました。 偶然にも、早咲きの河津桜が見ごろでした。 東京の桜の開花が発表されるのは、靖国神社の標準木の桜が基準になります。 ソメイヨシノは3月下旬から4月ですので、 河津桜の開花はとても早いです。 ちょっと濃いめのピンクの桜が咲き誇ってました。 そして、タイミングよく、そこへ鳥が飛んできました。 桜に鳥・・・いいね~ ♪ その一瞬をパチリ。 また、ちょうど、京都から舞妓さんがイベントに来ていて、 こちらもシャッターを連射してました。 美里もツーショットで撮影させていただきましたよ。 「花より団子」 いやいや、 「花より舞妓」 ♪ 僕は舞妓さんの後ろ姿が好きなんですね。 うなじとだらりの帯がステキなんですよ。 花見に一杯 そして、お座敷で舞妓さん芸妓さんの舞いを見ながらと言えば、 やはり日本酒ですよね~。 昨日のバレンタインデーに美里からのプレゼントは 日本酒の 「獺祭」(だっさい)でした。 ここ最近の僕の晩酌は、知り合った人との影響もあってか、 越後の酒、「景虎」 や 「菊水の辛口」 がお気に入り。 「菊水の辛口」「景虎の龍」「八海山」 など、とっても男性的な感じがしますが、 長州の酒、「獺祭」は保守的な日本酒に維新の風を吹き込んだ蔵元と言えるでしょう。 ここ数年、何かと話題になっている「獺祭」・・・ 以前、和食のお店で、獺祭を注文したところ、 「当店での獺祭は、ワイングラスでお出ししてます。」 とのこと。 ワイングラスで日本酒・・・一見アンマッチですが、 ワイングラスでまず初めに獺祭の香りを楽しんでくださいとのことのようです。 獺祭の味で僕がイメージするのは、すっきりとした口当たりで女性的な感じのするお酒。 実は銀座にも獺祭のストアがあります。 ここは一見するとブランドショップのように見えますが、 セレブな女性が似合うようなお洒落なショップです。 とても高級感あるお店ですね。 今までの保守的な男臭い日本酒にあって、 獺祭は気品漂う、「いいオンナ」 的な日本酒のように思えます。 寿司屋では、当然日本酒は置いてますが、ワインも置いてあるお店もありますね。 先日の美里との東京散歩の時はお昼にステーキハウスでランチを食べたんですが、 肉料理と言えば、赤ワインという図式なんでしょうが、 ステーキハウスなのに獺祭が置かれてました。 しかも日本酒は獺祭のみ・・・ その時に美里と話した流れで、バレンタインに獺祭をプレゼントしようと 思ったのかもしれませんね。 海外でも有名な獺祭。 日本酒に維新の風を吹き込んだ長州のお酒。 獺祭というのは、かの正岡子規の俳号でもあったそうです。 そういえば、彼も形式にとらわれない俳句を編み出していました。 ただ・・・ 僕自身の酒飲みのスタイルとしては、 鶯谷とか横浜の野毛にあるような大衆酒場で、 焼き鳥と冷や奴と「高清水」 のほうが好きなんですよ。 それこそ男臭い酒のほうがね。 (京都で花魁に変身した美里太夫)
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