雨のサーキット
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2016/07/09(Sat)
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晴天のサーキットは確かに清々しく、
突っ走るマシンも見ていて気持ちが良い。 レースを見に行こうと予定している時は、天気予報が気になるものである。 ただ、当のレーサーおよび関係者のほうが、もっとシビアだろう。 路面の状態によってどのタイヤを選択するか? 各チームともスタート直前まで悩むところだろう。 レース開催時に雨だと、 サーキットに行くこと自体、止めてしまう人も多いのではないだろうか? 実際、以前の自分はそうだった。 雨の中、レースの写真撮るのは、体もカメラもずぶ濡れになるからね。 ところがいつの頃からだろう、雨のサーキットも良いもんだと思うようになったのは。 若い頃からクルマの写真はいろいろ撮って来てはいるが、 それはすべて晴れた日の写真ばかり・・・ 例えて言うと、ポートレートで言う、ニコパチ的な写真ばかり・・・ ポートレートの王道ではあるが、ニコパチの写真って、やはり段々と飽きも出てくる。 それよりも、ふと視線を外した表情や後ろ姿など、雰囲気のある写真のほうに、 グッと来る時がある。 晴れた日のクルマの写真がニコパチ的だとすれば、 雨の日の写真はまた違ったシーンを見せてくれるチャンスでもある。 どんよりとした空・・・ 水しぶきを上げながら突っ走るマシン・・・ 雨で濡れたアスファルト・・・ カメラもずぶ濡れになりながらも、 やはり好きなものを撮っているということに、喜びを感じる。 灰色がかった空気感の中であるからこそ、 ランボルギーニの姿は存在感を増し異彩を放つ。 また、雨であるが故に、レース前のピットでは、ピリリとした空気感に 包まれているように感じる。 レースとかスポーツとか真剣に取り組む人間の姿ってホントに素晴らしい。 こちらも敬意を表しながら・・・ そして同じようにピリリとした気持ちでシャッターを押している。 サーキットの中で一体感になれるように感じる瞬間でもある。 RQのパラソルは日よけの為だけではない。 雨の日だってパラソルとブーツがあれば、濡れる心配もないしね。(^^; ガキの頃、学校の授業中には、ノートにランボルギーニ・カウンタックやミウラを 模写しては授業そっちのけで空想の世界に入っていた。 カメラに興味を持ってからは、実車を撮るのが好きになった。 今は雨であろうと何だろうと、サーキットに足を運び、 サーキットの雰囲気そのものが好きになった。 エンジンの爆音、タイヤの匂いなどすべて五感にビンビンと感じるのが快感。 サーキットからの帰り道 雨も降り続いている。 雨に煙る東名高速道路 こういう時にカーステから聞きたい曲をイメージしてみた。 横浜が生んだブルースマン。 振り絞るような声が心にしみる。 ランキングにご協力お願いします。 にほんブログ村 |
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